骨端線損傷をそのままにしておくと身長が伸びない可能性が?!早めに治療!

骨端線損傷を放置すると骨が伸びなくなる?!すぐに整形外科で受診。

 

成長期の子供の骨には骨端線(成長線、成長板とも呼ばれます)が存在します。

 

骨端線は軟骨細胞であり、ここで軟骨が増殖して骨に取り込まれて硬い骨になります。

 

大人になると骨端線が閉じ、1本の骨になります。

 

身長が伸びるのは、この骨端線が存在するおかげです。

 

骨端線

 

もし、ケガなど何らかの要因で骨端線を失えば骨が伸びる事はありませんよね。

 

しかし、スポーツ中のケガで骨端線を損傷するのは珍しい事ではないようです。

 

意外に心当たりがあって、そのまま放置しているかもしれませんよ。

 

どんなケガなら骨端線損傷を疑った方がいいのか、まとめてみました。

 

軽くみていたら後悔する、骨端線損傷の事例

 

鉄棒

 

  • 鉄棒から転落、地面に強く手をついて手首を痛めた
  • バスケットボールで小指を突き指した。
  • バレーボールで薬指を突き指した。
  • 足首をねんざした。
  • サッカーのゴールキーパーでボールを取り損ね手首を痛めた。
  • スケートボード中に高い位置から転落、足首をひねった。手をついた。

「骨端線損傷」って、ものすごい重傷なイメージの名称ですが、実際は「突き指」や「ねんざ」など、普段の生活の中でもよくあるケガですよね。

 

成長期の子供は、軟骨で形成されている骨端線があるので、柔らかい軟骨に圧力がかかり、骨端線を痛めます。

 

ねんざ

 

しっかりした硬い骨(骨幹)が折れるようにパキッとなるわけではなく、症状が痛い以外にない場合も多いので、痛いけど病院に行く程ではないと自分で手当てしてそのままっていう人が多いと思います。

 

骨端線損傷を放置したら将来どうなる?

 

手や足の場合、完全に失っているわけではないので、成長はするけども左右で長さが違ったり、骨が変形して伸びる可能性があるそうです。

 

指など細くて分かりやすい部分で、子どもの頃に突き指を放置したからちょっと曲がってるって人をたまに見かけますよね。

 

足や足首で変形して成長した場合、見た目や歩き方、身長に影響する可能性もあります。

 

ひどい骨端線損傷の場合、歩行困難や成長障害を起こす可能性があるので、ねんざを軽く見てはいけないですね。

 

骨端線損傷は骨折です。

 

ただの捻挫だと思っていても骨折かもしれません。

 

成長期の子供の骨端線損傷はどんな治療をする?

 

損傷、骨折の種類(ソルターハリスで分類されます)によりますが、2~3週間ギプスで固定、足の場合は松葉づえを使用する場合も。

 

手術が必要なケースもあり、リハビリなども含めて長期の治療になるそうです。

 

整形外科で受診が一般的ですが、手術が必要な場合は小児整形外科で専門的な治療を受ける事になります。

 

骨折

 

骨端線損傷以外にも骨端部分で起こる骨端症がある

 

骨端症とは、小学生から高校生の成長期の子どもの骨端線軟骨部分に起きる障害です。

 

スポーツによって起こる事が多く、小学生は「かかと」中学生は「ひざ」高校生は「腰」、と年齢で場所が違う場合が多く、全てが大人の骨になると治る事が多いそうです。

 

走ることが多い小学生はかかとの成長軟骨に負担がかかり、痛みを感じます。

 

小学生高学年からのジャンプする事が多いスポーツでは膝に痛みが感じ、オスグッド病と呼ばれています。

 

骨端線の閉鎖時期は部位で違い、骨盤・背骨が最後になる為、高校生で成長軟骨に負担がかかる事で腰に痛みが出るようです。

 

また、野球ひじも成長軟骨の損傷が関係しています。

 

野球ひじ

 

骨端症は、痛む箇所を安静に、しばらく使わないでいると改善される事が多いそうですが、本格的にスポーツをしているならそういうワケにもいかないですよね。

 

治療をして完全に治してから再開しないとスポーツ選手生命に関わりますよね。

 

早めに整形外科で受診した方がいいですね。

 

骨端症は、使いすぎや準備運動、クールダウンが足りていない場合に起こるそうなので、運動前や寝る前などにストレッチをしたり、運動後に冷やす事も大事です。

 

>>骨を強くする方法

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